おススメの本がある。
この本を読む時は覚悟しなければなりません。
間違っても出勤前や通勤電車の中で読んではいけません。
絶対泣いちゃうから。南極物語みたいな感動話ではないんです。
どこにでもいてるワンコの生涯を書いたマンガのような本です。
ダメ犬グーの話ですこのワンコのおとぼけ具合がすっごく面白くって、まるでうちのあんを書いてるよう。
気まぐれなトコロや振り向き様の鼻をぶつけるトコロなんか、あんそっくり!!
ワンコと一緒に過ごした事のある人が見れば、『うんうん、あるある!!』と共感して思わず笑ってしまう事が書いてあります。
字だけではなくマンガのように書いてあるので、小学3年生の息子も読めます。
あんは今日もダメ犬です最後は病気で死んでしまうんですが、その闘病生活も重く書いてなくってよけいグッとくる。
最後の最後は一頭で逝ってしまいます。
ワンコを飼ってる人はあると思います。心の片隅で常にある“いつかくる別れ”
別れるその時は自分腕の中で安らかに逝ってほしい。そして何故か思う、“その時は自分を呼んでくれる”という思い。
必殺コーギーに変身!!私は小さい頃たくさんのワンコと過ごしてきましたが、“その時”を看取ったことはありません。
一番仲良しだった秋田犬の“あき”も最後は一頭で逝ってしまいました。
寒い時だったから、寒くて辛くて私達を呼んだやろうな・・・。
母はそう言って冷たく硬くなったあきを泣きながら抱きしめてました。
私も何度も撫でて抱きしめました。
2日前に祖母からもらったマリーのビスケットを半分こして食べたのが、私とあきとの最後でした。
お目目見えないよ~コレばっかりは犬と人間との種族の違いを感じられずにはいられません。
大型犬の方が大人になるのが遅いのに、小型犬に比べ寿命が短いのがまた辛い。
いつかは必ずくる別れ。
心のどこかで覚悟しておかなければなりません。
考えたくなくっても、最後まで看取ってやるのが飼い主の責任であり愛情なんだと思います。
辛いです。老いていく姿を見てるだけでも。
こんな顔もできるよ~あんは私の子になって幸せ?
幸せだと思っていて欲しいな。
テーマ : 秋田犬 - ジャンル : ペット